8月4日という 「盆休み」前に的確にぶっこんで来たスパチュンローカライズ
「ウェイストランド2 ディレクターズカット」
「Fallout」「Fallout2」を製作したスタッフが
再び集結して 念願の「2」をようやく世に送り出した作品です。
1988年に「ウェイストランド」を世に送り出してから実に25年以上。
俺もキックスターター記事を読んでいたので 日本語化されるのをまっていました。
なんせ 200万ドルという額をファン達が惜しげもなく投入した作品です。
まぁ 時期が時期なので 今年の盆休みは これで終わるなwww
去年の夏は「トロピコ5」と「マジックデュエルズ:オリジンズ」で終わったな…。
まず最初の難関は キャラメイク。
部隊の正規隊員4名を作成します まぁ いくつかのアーキタイプが容易されているので作らなくても良いんだけど。
普通は 作るよね?w
PC版の画像も見たことあったんだけど ポートレートの数減ってない?
様々な部隊を編成してテストプレイ…ニューゲームを繰り返す事 3日。
最終的な部隊編成がようやく完成してプレイしてますwww
戦闘は 最近のゲームで例えるなら
2012年のリメイク版「X-COM エネミーアンノウン」に似てます。
基地(経営シミュレーション)+戦闘マップ(タクティカルシミュレーション)
北米のゲームランキング上位に食い込む良ゲーです。
こちらは 見下ろし型 ターン制RPGなのかな?
戦闘マップというものが存在しないので キャラが立ち入れる場所全てが戦闘エリアです。
戦闘中の移動にだけ正方形のマスが出現します。
青マスが移動後に現在の主武器で攻撃可能な範囲
黄色が移動のみで行ける範囲
グレーが移動不可能な範囲
全ての戦闘行動はAPを消費するので 色分けは 非常に親切な 設計だと思います。
もっとも似たゲームとして上げるなら たぶん「シャドウラン リターンズ」なんですが
知名度的に例えになるかが問題です(汗)
シャドウランは TRPGゲームをデジタルゲームに落しこんだ作品なので
言い方を替えれば Wasteland 2 自体もTRPGの感覚にちかいって事になります・・・かな?
世界感的にはポストアポカリプスの世界感の原点なんだが
俺は「Fallout」シリーズからのプレイなので どことなくウェスタンな香りを感じる。
オブシディアン製作の「Fallout:NewVegas」でも 同じ様に感じた。
なんとういか スパルタンなウェスタン?
善人が細々と世界の復興を目指す中、悪漢どもが力でやりたい放題。
それを救うべく立ち上がったのが「デザート・レンジャー」
西部開拓時代に地道な努力を続ける開拓民、それを苦しめる悪党や原住民
そして正義のガンマン
うん、クロスオーバーしますな。
ゲームのシステム的に秀逸だと感じるのはAPと武器のバランスですね。
たとえば 2丁のピストルがあったとします。
片方は AP4消費のリボルバーピストル
片方は AP3消費の38口径オートピストル
威力はリボルバーの方が高いです。
あなたのAPが9なら どちらを選択しますか?
実に悩ましいですよね?
こうゆう取捨選択にも 個性がだせるのが このゲームが秀逸だと思える点ですね。
そういう意味では
最序盤にシタデルで入手できる ミシシッピーミュールはピーキーですが秀逸でした。
ダブルバレルソードオフのカスタムですが バースト仕様で AP消費は4
この文章だけで銃の性能がわかるようになったら 立派なデザート・レンジャー(笑)
状況やオブジェクトもリアルタイムで影響がでるのも秀逸ですね。
敵に回避された・・・が 背後の別の奴に当った。
敵に回避された・・・が 背後に爆発性のボンベがあった。
敵を狙った・・・が 自分のカバーを破壊してしまった。
敵が爆弾を投げようとしている・・・が アンブッシュで迎撃したら自爆した。
こうやって書いていくと結構きりがないなw
「X‐COM」に似ていると書きましたが 戦場へのアプローチは別物ですね。
あっちが 戦闘マップにおこるイベントに対してアプローチを考える。
こっちは 戦闘エリアに対するアプローチを考えて イベントを起こします。
銀行強盗に襲われるのが「X‐COM」
銀行を襲うのが「Wasteland 2」
例えが不穏ですが まぁ こんな感じですw
「Fallout」や「Fallout2」
「TRPG」や「シャドウラン」が面白いと考える人にはオススメです。
大戦略みたいなの苦手と言う人は それより複雑なので 諦めてくださいwww